当館について

設立の目的

いわき市が産炭地として繁栄した当時の資料と、市内で発掘された動植物化石と世界の貴重な化石資料を併せて展示し、地域経済の振興と、いわき湯本温泉郷の活性化を図る目的で設立されました。

○戦前戦後を通じて重要なエネルギー源として経済発展に寄与し、併せて地元はもとより周辺市町村にも繁栄をもたらした常磐炭田(125年間)、特に常磐炭礦(121年間)の歴史を後世に伝える「石炭資料館」

○市内(北部地区)の中生代白亜紀層から発掘されたフタバスズキリュウや巨大アンモナイト等、学術的に貴重な遺産を後世に継承する「化石展示館」

○石炭と化石の複合展示により、博物館法外の施設ではあるが、学術的裏付けを持つ展示とともに、観光誘客に十分対応できる「学術と観光」の両面を有するユニークな施設。

所在地福島県いわき市常磐湯本町向田3-1
開館日1984年 10月18日
敷地面積23,385㎡
建築面積本館 4,499㎡

沿革

昭和56年4月自治省の地域経済振興対策特定事業の指定
昭和57年7月いわき市石炭・化石館建設委員会の設置
(以後、委員会9回、小委員会9回)
9月基本計画委託(丹青社)
昭和58年4月建設工事実施計画委託(日建設計)
展示工事実施計画委託(乃村工藝社)
10月建築工事着工
昭和59年2月財団法人いわき市産業振興公社設立準備委員会
3月財団法人設立許可申請、設立許可
4月設立登記
6月いわき市・石炭化石館条例議決
10月18日オープン
平成元年モデル木造建築ウッドピアIWAKI建設
平成22年4月22日リニューアルオープン